2015年01月21日

デモンズテイマー

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今まで密かに応援していた作者さんのゲームをクリアしたので久々の記事更新です。
「デモンズテイマー」、ジャンルはRPG。
制作サークルはブラックピクチャーさん。
フリゲではなく有料ゲームです(648円)。
またプレイするにはDLSiteでの登録が必要で初めての人は戸惑うかも(私は戸惑いました)。

詳しいレビューは続きから。

このゲームは同サークルから発売されている「カイザーデモンズ」の続編にあたります。
前作はホラー要素があるということで私もプレイしていないのですが、
ゲームをする上ではそこまで前作プレイ必須というわけでもなさそうです。
とはいえ前作のキャラも出てくるのでプレイした方がより楽しめるでしょう(予習はしました)。

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ストーリーは主人公のアイシクルが最強のデモンズテイマー(魔物マスターみたいなもの)
を目指して村の人々の依頼をこなしていきながら、やがて村や王国に危害をもたらす
凶悪な魔物と対峙していくというものです。

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エンカウント方式はシンボル型で、フィールドにはモンスターがおり接触すれば戦闘です。
基本的に敵は1体でしか出現しませんが稀に複数で出現することも。
1体でしか出現しない代わりに若干敵のHPは多めになってます。
戦闘はウディタのデフォルト戦闘に準じていますが、
逃走できる敵がほとんどいない点だけは注意です。

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戦闘で勝利した敵は必ず仲間になり、最大で3体まで同時に連れ歩くことができます。
今回のゲームの最大のウリ。なんと裏ボスを含めたすべての敵を仲間にできます
(同じ種類のモンスターは1体までしか仲間にできません)。
それぞれ成長率が違うので強いかどうかを調べて気に入ったら連れ歩きましょう。
基本的にボスキャラクターが強いので序盤以外はほぼボスキャラを連れ歩くことになるはず。
レベルアップの速度の関係で割とレベル差はすぐに埋まりますので、
この手のゲームにありがちな後半のキャラの育成が面倒で
最後まで序盤のキャラで戦う、なんていうことにはなりません。
というかキャラ格差が大きいので最後まで序盤キャラで行くのはかなりの縛りプレイ。
とはいえ主人公が強いので中盤まではどのキャラで行っても詰みにはならないはず。

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モンスターで埋まった牧場。壮観である。

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ストーリーを進めるためには町の酒場にある青い宝箱を調べることでクエストが発生、
その依頼をクリアすると次のクエストが発生するのでそれをクリアしていくことで行います。
他にある赤い宝箱や木の宝箱はサブクエストでクリアしなくても構いません。
ほぼモンスターの討伐で報酬もあまり良くないですが、
レベルを上げるために雑魚を戦っていると勝手に達成していると思います。


以下総評。
次々と仲間になるモンスターとその成長率を見て取捨選択する楽しさがありました。
1つのダンジョンで出てくる敵の種類はかなり少ないとはいえ、
最終的に仲間になるモンスターは非常に多く、強力なボスを倒した後には
強力な味方が手に入るという報酬の大きさがプレイする意欲を高めてくれます。
クエストは一本道ではありますが、主人公は好きにフィールドを歩くことができ、
突然場違いな強さのモンスターに襲われたりするところも、
「後で強くなったらこいつを倒して味方にすれば強力だろうなぁ」
という気持ちになれ、楽しむことができました。
戦闘はウディタデフォを使用しているのでやや戦略性に欠けますが、
メインはモンスターを集めて強化するところなのであまり気になりません。
裏ボスに挑戦する辺りでは甚だしいインフレが発生しますが、
特に目立ったバグも無く、戦闘バランスもちょうどよかったように思います
(防御によるダメージ減衰が大きいため、若干大味なところはありましたが)。

ただ、モンスターにはもうちょっとスキルに幅があった方が戦略性があったかもしれません。
覚えるスキルは物理スキルと魔法スキルばかりで補助スキルは皆無、
一部のモンスターが追加効果で状態異常にしてくれるスキルを覚えるものの、
ステータス以外の差別化がなされているようにはあまり感じませんでした。
それらが改善されればもっといろんなモンスターを使おうという気持ちになるかもです。




と、ここまで普通のレビューを続けてきましたがこのゲームの真の魅力は別にあります。
何よりもキャラの台詞、技の説明、キャラのネーミングセンスが光ります。
礼儀正しくかわいらしい主人公ですが敵とみなした相手への態度はまるで別人。
凶悪な魔物相手に全く物おじせず啖呵を切る様はまさしく最強のデモンズテイマー。
敵は敵でシリアスなのに何とも言えない不思議な言動を繰り返したり、
それぞれのモブキャラの台詞にも他にはない独特な言い回しが多く、
一度その魅力に気づいたらなかなか抜け出せない奇妙な雰囲気を醸し出しています。
合わない人には合わないかもしれませんが、手に取ってみる価値はあると思います。
具体的なスクショは載せません。その目で確かめてみてください。


ゲームとしては全体的に平凡な感じが否めませんが、
このゲームにしかない言葉にできない魅力があると私は感じております。
現在次回作も鋭意制作中ということですのでこれからも応援しております。

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posted by リック at 19:53 | Comment(0) | フリーゲーム等レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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