2013年08月09日

カムイコタン

cap463.png

今回はカムイコタンです。制作者はひげさん。
第5回ウディコン投稿作品です。
ジャンルは疑似3DダンジョンRPGです。

ストーリーは魔物をデータ化し使役させる機械が発明された世界で、
魔物が大量発生してきてるので主人公がその調査員の1人として
魔物をデータ化させる機械により戦いながら活動していくというもの。

全体的に雰囲気が非常に落ち着いた感じでまとまっています。
ストーリーも淡々と進んでいくような印象がありました。
登場キャラそれぞれも基本的にクローズアップされることは少ないです。
主人公もしゃべったりしませんし、掘り下げられることはありません。
こう聞くと寂しい印象も受けますが、個人的にこういう雰囲気は好きです。
何よりゲーム部分で楽しませてくれるので全く問題にならないと思います。
ちなみにニューゲームを始めた時のオープニングはすごくかっこいいです。

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疑似3Dダンジョンとある通り、このゲームはマップがほとんど疑似3Dになっています。
十字キーの上で前に進み、左右で横を向き、下で反対方向を向きます。
他にも細かい操作はありますが割愛。
最初のうちは操作に慣れるまで時間がかかると思います。
右下のミニマップで自分の方向を確認したり、
サブキーでは既に歩いたマップを大きく表示してくれたりするので、
それを頼りにダンジョンを歩いていくことになります。
画面下にあるのは探索値で、歩くごとに1消費されます。
初期値は100ですが、歩けば歩くほど最大値が多くなっていきます。
探索値が無くなると強制的にダンジョンから外へ脱出させられます。
ダンジョンは様々な工夫や謎解きもあったりで戦闘を抜きにしても楽しいです。

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このゲームは上述の通り主人公が戦うことは無く、
魔物をデータ化しそれを実体化させて戦わせることで敵と戦います。
とあるゲームの影響を受けているらしいですが、
私はそのゲームをプレイしていないのでどれくらい近いのか分かりません。
ダンジョンで戦った敵は一部を除いてボスモンスターすらデータ化して仲間にでき、
PTは最大で12体(戦闘メンバーは6体まで)引き連れて行けます。
モンスターは固有技として4種類の技をレベルアップで覚え、
更にストーリーの途中から相手が使用したり味方が修得した技の一覧から、
それぞれのモンスターに2種類だけ技をセットすることができます。
これによってある程度キャラクターのカスタマイズができます。
装備品も汎用装備は合成によって自由に強化することもできます。
ただし★がついた一点ものの装備は合成不可です。そのかわり基本的に良装備。

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戦闘はCTB方式に近いもので、上述したスキルを用いて戦っていきます。
非常に珍しいかもしれませんが、このゲームに通常攻撃はありません。
スキルは画面中央下あたりにあるENを消費して使用できます。
このENは敵を倒したりすると入手でき、通貨の代わりにもなっています。
なのでENの消費はちょっとためらう部分もあるかもしれませんが、
逆に言えばENがある限りスキルは使い放題なので、個人的にはほとんど気にせず
ENを多めに使うスキルをバカスカ連発しても良いと思います。
基本的にEN切れを心配することはありません。
ちなみにサブキーをずっと押すことで高速戦闘を行ったり、
特定のキーを押してから歩くと強制的に戦闘になったりと、
やり込みを意識した配慮がそこかしこに見られ好印象です。


全体的な雰囲気、ダンジョン探索の面白さ、戦闘ややり込み要素など、
どれをとっても非常にハイレベルだったと思います。
若干3Dダンジョン探索ということで手を出しづらい面がありましたし、
実際慣れるのに時間はかかりましたが慣れればとても快適でした。
謎解きもなかなかちょうど良い難しさで歯ごたえがありましたね。
ただ静寂の試練は全く分かりませんでしたし答えを聞いても納得いきませんw
戦闘に関しては戦闘中だけで見るとそこまで戦略性はなかったかもしれませんが、
スキルの選択やパーティー構築の段階でいろいろ考えたりするので全く不満はありません。

初クリア時の最終メンバーはレラ、ルビー、アペ、ワッカ、トリジン、サキュバス。
各モンスターに限界レベルが設けられているのである程度
最終メンバーが固定されてしまうきらいはあるかもしれません。
更にある程度やりこんだ時はサキュバスがチュブになってました。
もし更にやりこむ場合はルビーをヴァルキリーに替えるでしょうね。
ルビーは参戦からずっと使ってきたので愛着はありますがw
やはり研究所でもらう魔物たちはどれも強いです。
ただしカンナはどうしようもなく使いどころが怪しかったです・・・w
あとはアペは数少ないハンマー装備キャラなので使っていましたが、
ちょっと打撃属性はスキルに恵まれず使いづらさが目立ったような気がします。

エンディングは3種類あるようですが、私は1つしかまだ見ていません。
恐らく一番平凡な終わり方だったのではないかなと思いますw
もしかしたら魔物に協力するエンドもあるのでしょうか?

気になった所は訓練所で選択肢が増えていくと会話ウィンドウに被ってしまうこと、
アッテムドや双塔などの一部マップが少し見づらかったというところでしょうか。
地面と壁を少しだけでも色を変えてくれると見やすいかもです。

最後になりましたが本当に楽しませていただきました。
今は他の作品もプレイしていきたいので後回しですが、
更にやりこんでみたいと思える作品でした。ありがとうございます。

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posted by リック at 19:23 | Comment(0) | フリーゲーム等レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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