2013年07月07日

Line

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今回は「Line」です。制作者は空梨歩さん。
ジャンルはマルチエンディングRPG。
そのジャンルの通り、主人公の選択や行動でストーリーが分岐します。
現在はまだ完結していないので全てのエンディングは見れないそうです。
しかし既に6つのエンディングに辿り着けるようになっており、
今のままでも十分ストーリーも楽しめるようになってます。

ストーリーはかつて人間と魔王との戦いが起きたというおとぎ話があり、
その戦いによりできたと言われる人間の住むところと
魔物の住むところを分かつ境界「ライン」のある世界で、
主人公が偶然出会った記憶喪失の少女の記憶を
取り戻すための旅をしていく中で世界の真実に近づいていくというもの。

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戦闘画面。
基本的なフロントビューのターン制戦闘ですが、
画面下にある5つのゲージによるゲージ技システムが搭載されています。
これらのゲージはそれぞれに対応する属性のスキルを発動させると
各スキルに設定された量だけゲージが増加し(弱めの技は回収率高めの傾向あり)、
ゲージが1本分溜まると各キャラが持っている
その属性に対応した強力なゲージ技が使用可能になるというものです。
ゲージの最大量は3ゲージ。ゲージはパーティー共通ですので、
強力なゲージ技を出すために使用属性をある程度統一させるという戦略も可能です。
弱点がある敵だと自然に属性が統一されるので弱点は意識した方が良いかもですね。
また、一部キャラには未実装ですが3ゲージ技である秘奥義もあります。
ちなみに弱点を突くと攻撃ヒット時のSEが変わるので分かりやすくて良かったです。

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登場キャラにはモブキャラを含めてほぼ全てに立ち絵が存在しています。
主要人物には表情差分(ポーズが変わることも)も大量にあります。
恐らく自作だと思われます。更にイベントCGも大量という豪華仕様。
どのキャラの絵もほんわかしていて非常に良かったです。
そして多くのキャラたちが個性的でキャラ同士の会話も非常に楽しいです。
個人的に好きなキャラはヴァニ。氷砂糖を食べるシーンにやられました(笑)

このようにほんわかな雰囲気をしていて、キャラ同士の会話もコミカルです。
中盤辺りまでは暗い設定をチラつかせながらも、
これらの要素により全くダークな印象を受けません。
しかし実際の所は超がつくシリアスでダークなストーリーです。
詳しいことは是非実際にプレイして確かめてみてください。
私はしばらくプレイしている間胸が苦しくて夜が眠り辛かったです。
ストーリーを分岐させる方法がなかなか分からず、通常プレイしていると
大抵たどり着くノーマルエンド(鬱)を何度も見る羽目になったのも大きいですが。
老婆は許しません。絶対に。
結局作品の紹介ページのコメント欄を見て
やっと分岐させる方法が分かったくらいですねー。それまで4周はしました。
なので6種類のエンディングを全部見るには何度もプレイする必要があります。
幸い周回プレイ前提なので装備引き継ぎや経験値2倍ボーナスを
あるポイントを溜めることで取得することもできます。

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1度エンディングまで到達するとタイトル画面にエンディングリストが追加されます。
右上の鍵みたいなものにそれぞれのエンディングに至るまでの軌跡(ライン)が描かれます。
残念ながらまだ残り2つのエンディングは見られていないですねー。
このリストの下の方にあるエンディングはまだ到達できないと思います。

この作品のもう1つの見所が各ダンジョンにある謎解きです。
どれも非常に難易度が高く、やりごたえがあります。
しかし時々薀蓄問題もあったりして分かるかこんなもん!というのもあったりw
(薀蓄問題は一部さえ分かればクリアできるようになってますが)
個人的に水の神殿3Fのスイッチによって片方が通れて片方が通せんぼになる仕掛けが
非常に良くできていて楽しめました。
ただし森の神殿1Fにある4人の妖精の問題は未だに分かりません。
分からなくても総当たりでクリアできますが、何故あの答えになるのか
未だに分からず非常にもやもやしております。
謎解きの一番難しいと感じたのはやはり9人の道化の問題。
9人のうち嘘つきを1人だけ探すというものですね。1回ミスしてしまいました。
7人の道化の問題は1発クリアでしたが・・・

他にも会話のバックログを見られる機能とか、
イベントで取得する称号によってステータスを強化するとか、
ゲームを楽しくする要素がたくさんありますのでオススメの作品です。
完結版が非常に楽しみですね。
BetterEndのラストシーンからこの物語に決着を付ける布石は
ほぼ出そろってるみたいなので、ここからどういう風になるのかとても気になります。


気になった所を挙げると、
・港町トナミの宿屋の一番右側のメモでループして詰む。
・ユグドラの森最深部、シャーニが主人公に話しかける時に警告緑帯が出る。
"サウンド:ファイル「Data/BGM/bgmmaoudamashii_piano02.ogg」が読み込めません"
(カンナの回想でも同様の現象が発生する。またそのカンナの回想後の襲撃でも
サウンドデータが読み込めない現象が発生する)
・忘れられた村で一夜明けた後に丘の光の球に触れると暗くなってしまう。
それとは無関係に少女が墓の前にいたままになっている。
・少女のスキル「雷神衝」が説明に自然属性と書いてあるが、違うみたい。
・アピスのスキル「香澄」が説明に水属性と書いてあるが、違うみたい。
・火の神殿と水の神殿の4FのスキットがノーマルβTルートでも発生してしまう。
・称号継承すると前回の称号の効果が残っている(主人公のみ?)。
・戦闘をAを長押ししてると戦闘背景が消去されずに詰みかけたことがあった
(その時は火の神殿1Fでキーリピート高速状態)。
・トナミでの市場買い物イベント後に銃撃音がマップを切り替えるまで続く(音量は小さい)。
・ダッシュしてると固定敵でも先制攻撃を受けてしまう(仕様?)。
・砂漠の迷宮の3階(3人の謎かけ男がいる)に2回目に入った途端
カエルともう1つ何かアイテムが手に入った。
・ノーマルβTルートだとユグドラの森イベント後の夜が明けて
右側の階段から下りることができ、位置関係が微妙なことになってしまう。
・回復にもクリティカルがある(仕様?)
・焔の遺志装備時に装備を継承すると、少女の武器の改造が魔法重視形態になってしまう
(具体的には不明ですが、鹿正が継承でダーインスレイヴになってた)。

他にも細かい点はありますがかなり気になるのはこの辺りでしょうか?


ダウンロードはウディタ公式の作品投稿ページから。
制作者さんの名前で検索するとツイッターからその投稿ページにジャンプできます。

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posted by リック at 19:31 | Comment(0) | フリーゲーム等レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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